シマノの11速ホローテック２クランクの無償点検だそうです

こんにちは

——————— 2023/09/26　15:40　追加　————————————-
点検方法が書いてあるページを知りました。取り敢えず自分で見てみようと思います。
　　→　https://si.shimano.com/ja/dm/RAFC012
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先日、X（旧Twitter）で知ったのですが、シマノのホローテック２クランク（１１速）の無償点検を実施するそうです。大騒ぎしてるので、既に知ってる方も多いかなと思います。

対象のモデルをお使いの方は、対象なのか見てみると良いかなと思います。

告知ページ？は以下になります。
　　→　お客様への無償点検プログラムに関する重要なお知らせ/Shimano

中を読むと、対象製品の一部の接着箇所が剥がれる事があるみたいです。

「2019年6月30日以前に製造されたロードバイク用リア11段変速対応ホローテックII（中空）クランクにつきまして、対象製品の一部において接着された箇所が剥がれ、隙間や段差が発生する可能性がございます。」

で、点検を実施した結果、交換が必要な場合は、無償交換だそうです。

「お客様がご使用されている対象製品を無償にて点検させていただき、点検の結果、交換が必要と判断された場合は、無償交換をさせていただきます。交換の必要性が確認されなければ、そのままご使用いただけます。」

対象モデル

対象モデルは以下だそうです。
　・ULTEGRA FC-6800
　・FC-R8000
　・DURA-ACE FC-9000
　・FC-R9100
　・FC-R9100-P

対象範囲は対象モデルで、製造刻印のアルファベット２文字が「KF, KG, KH, KI, KJ, KK, KL, LA, LB, LC, LD, LE, LF, LG, LH, LI, LJ, LK, LL, MA, MB, MC, MD, ME, MF, MG, MH, MI, MJ, MK, ML, NA, NB, NC, ND, NE, NF, NG, NH, NI, NJ, NK, NL, OA, OB, OC, OD, OE, OF, OG, OH, OI, OJ, OK, OL, PA, PB, PC, PD, PE, PF, PG, PH, PI, PJ, PK, PL, QA, QB, QC, QD, QE, QF, QG, QH, QI, QJ, QK, QL, RA, RB, RC, RD, RE, RF」の物だそうです。

「各モデル、2019年6月30日までの間に製造され、以下の製造刻印（2桁のアルファベット）が印字された製品が対象となります。製造刻印はクランクアーム内側に印字されております。（図１の赤色四角部）」

対応方法等

日本国内では未定（今後発表？）だそうです。
海外や事前に出てる情報を見ると、販売店で点検→交換の流れかなと思います。

交換の場合は、同一モデルではなく同等の性能を持つ別の製品への交換みたいですね。

時期は、10/1から。。とか、11月からとか、12月から。。とか有って正直良く分かりません。

販売店で対応される事と、既に表明されている販売店の情報から考えると、販売店で販売された製品を対応して、その後でそれ以外のユーザの対応となりそうな感じです。まぁ。そうなりますよね。
事前に少し出てる情報を見ると、販売店にはいくらかのコストが支払われるみたいですが、多くは無いみたいです。販売店以外で購入した私みたいなのは、対応してもらえるのか疑問ですね。。

あと、他社製のパワーメーターがついているクランクについては、対象外と言う情報も見かけましたが、対象の場合は交換はするけども、パワーメーターがついてない物で交換して保証金を支払うみたいな情報もありますが、こっちが正しいかな？

私の使う4iiiiのパワーメーターの場合、メーカーから情報がありました。
　→　SHIMANO SAFETY NOTICE/4iiii

シマノから受け取ったクランクに工場で装着するか、左側PRECISION 3+または Dual PRECISION PROモデルの在庫から、グレード A の工場出荷時パワーメーターを発送してくれるそうです。
これ。。今いち分かりませんが、シマノではパワーメーターを外して新しいクランクと一緒に返却されるって事でしょうか？それとも、シマノから4iiiiに情報提供があり、新しいパワメをつけてくれるんですかね。。いづれにしても4iiiiのサポート。かなり良さそうですね。しかも片側だと、年代的に旧型のパワーメーターがついてそうですが新型になるですね。私のは対象外なので、大丈夫ですけど。

手持ちの製品が対象なのか見てみました

手持ちのクランク２個ですが、FC-6800とFC-R8000です。
両方対象モデルですね。。

製造刻印を見てみます。FC-R8000の方ですが、購入時期から考えると対象外の可能性が高そうな気がします。「TF」なので対象外です。パワーメーターが付いてるので、対象外でホッとしました。

FC-6800の方ですが、かなり前に購入してるので恐らく対象なんだろうな。。と思います。
「PE」でした。対象ですね。やっぱり(^_^;
ただ、ローラーで使っているバイクについているので、割れても大怪我は無いと思います。
ただ、新しいのに変えてもらえるなら交換して欲しいです

私的な感想など

なんの根拠もなく思ってる事を書いてみます。ぐち的な内容だと思ってください。内容は保証できません。

今回の件は、アメリカの「米国消費者製品安全委員会（CPSC）」と言う機関で発表？指摘？されたのがきっかけで、世界中で点検プログラムが実施される様になったみたいです。
　　→　Shimano Recalls Cranksets for Bicycles Due to Crash Hazard/CPSC

アメリカではリコールと記載されていますが、日本ではリコールではなくて自主点検みたいですね。。

対象製品数は、世界中で280万台だそうです。
ニュース記事によると、「米国で約68万台、カナダで約8万台がリコール対象となり、クランクの分離が4519件、骨折など6件の負傷が確認されている」との事です。
クランクの分離の「4519件」の全数がメーカーに提示されている訳ではないと思うので、実際はもっと多そうかなと思います。発生率が4519/76万件で、0.6%弱です。適当な事は言えませんが、1%は超えてそうな気がします。結構な発生頻度かなと思います。

かなり前から、中空クランクの破断と言うか、剥がれによる破損って、ネットとかでチラチラと見かけてました。クランクを折っちゃうぐらいのパワーが出せるのは凄いな。私みたいな貧脚には無関係かなとか思ってました。ただ、走行中のクランクが折れるというのは重大事故にもつながる事もあり、シマノが動かない事もあって、かなりのレアケースなんだろうなと思ってました。

シマノの発表を見ると、接着不良と言うよりは使っている内に剥がれてくるんだろうなと言う風に読めますし、過去に見かけた破損した方の情報だと、購入直後ではなかったと思います。
単純な接着不良なら初期での破損に限られると思うのですが、それなりな時間経過後なのであれば経年劣化や、使っている内に接着力が弱くなるんだろうなと思えます。

また、2019年6月30日以降に製造された物は対象外との事なので、それ以前の接着方法に問題が有ったかは別として、それ以降の製造では何かしらの変更があって、問題なくなっているって事だと思います。

このあたりの事等から考えると、点検時に問題がなくて、その後の使用している内に剥がれが発生する可能性が有るんじゃないかと邪推してしまいます。一定期間経過時に、再度点検が必要？
だったら、不安がなくなる様に交換して欲しいです。
また、点検後、走行中に剥離して怪我をした場合には、点検した販売店の問題になりかねない気がします。大丈夫なんですかね。。

シマノさんには、点検時に問題がなければ、将来的には問題は発生しません！と断言して、点検プログラムを実施して欲しいです。もしくは、年1で点検とか？

って感じで思います。

渡しの場合には、屋内で使ってるので死亡事故にはならないとは思いますが、パワートレーニング中に折れて床に落ちたら、かなり痛そうです。交換してほしいなぁ。。ちらっ！？（笑）

それ以前に点検に出す先が無いですけど。。(^_^;