Ridea Power Ring（楕円）のインプレ

こんにちは

先日購入して取り付けた楕円チェーンリングのRidea Power Ringを使ったので、インプレと言うか感想を書いてみたいと思います。

購入・取り付け記事は以下になります。

　　→　楕円チェーンリングを買いまいした（Ridea PowerRing）

　　→　RIDEA Power Ring(W2T)を取り付けました（楕円） 

実際に取り付けて走った距離は約150kmです。

製品自体は、RIDEA Power RingのW2T(50/34)となり、アウター50T、インナーが34Tの楕円リングとなります。

楕円と言うからには、チェーンリング自体が楕円形でして、こんな感じです。楕円率が10%と割と控えめなので、パット見で分かりづらいですよね。

実際についてみると、少し楕円かな？と思えます。楕円率が10%ですが、アウターの50Tを見ると、一番小さい所で、48Tで、一番大きな所で52Tで、インナーの34Tが 一番小さい所で、32Tで、一番大きな所で36Tだそうです。

この楕円リングですが、DUO OVALという物だそうで、単純に楕円ではなく、2つの楕円を組み合わせた形になっているそうです。

こちらのサイトが分かり易かったです。

　　→　 RIDEA 「POWER RING」 DUO-OVALチェーンリングとは？その1/ミズタニ自転車

通常の楕円だと、最大歯数の範囲が10%程度で、DUO OVALの場合には、40度あるとの事です。力をかけられるタイミング（幅）が広く、慣れなくても使いやすいそうですね。

で、実際乗ってみると、おおっ！楕円だ！！！とはならず、違和感がありません。大きい所と、小さい所で4Tも差があるのに。。

気をつけて回してみると、原理通りである事を感じる事は出来ます。

上死点、下死点辺りでは歯数が小さいので、早く（軽く）回ります、逆に歯数が大きい、3時と9時付近で、力をかけると移動する歯数が大きいので、重いギアを回してる感じになります。力がかけづらい上下死点辺りは勝手に回っていく感じが、通常の真円より大きいです。力がかけられる範囲は。。正直な所、良く分かりません(^^;

その結果、クランクが回しやすく、ケイデンスが真円より上がる感じがすごくします。普通に回してても何時もより回ります。その結果、早くなる様な感じがします。

ただ、距離が長くなると、強制的に回させられてる様で、足に終わるのも早そうです。加減が出来ないとロングは辛いかも知れません。（^^;

あと、気になるフロントの変速ですが、純正と全く違和感がありません。普通に変速します。チェーンリングを5800から6800に変更した時には、変速性能が上がった感じがしました。多分、アウターチェーンリングの剛性が上がってるからじゃないかと思いますは、アルテグラの6800と遜色が無い様に感じます。

楕円リングなので、変速が良いと言っても多少は悪くなるのは覚悟してましたが、大丈夫でした。

長々と書きましたが、勝手にくるくる回って面白いチェーンリングですし、回しづらい所は勝手に回っていくので、ペダリングが綺麗になりそうな気がします。（^^;

また、他の楕円チェーンリングを使った事がない（Dovalのみ）ですが、敏感な人じゃなければ違和感なく導入できそうかなと思います。Dovalのは低楕円率でしたが、連続して使っていないので断言できませんが、楕円率が上がった違和感があまりありません。DUO OVALは良く出来てるんじゃないかなと。。

気に入りましたので、使い続けようと思います。ロング（特にブルベ）足が早々に終わらないように、注意しなきゃと思います。（^^;

書き忘れましたが、この楕円リングって、インナーは山を登るのを意識している設計で、アウターとは15度程ずらしてあって、登りやすい設計だそうです。山に行って試すのが楽しみです。