こんにちは
先日購入したSoundcore(Anker)のワイヤレスイヤフォンの「Liberty Air 2 Pro」ですが、買う時に気にしてなかったのですが、買ってから妙に気になる所に、LDACと言うBlueToothのコーデックに対応してました。
無料でできるので、興味本位でやってみようと思います。
LDACって何?
正直な所は音質とかCDぐらい出れば十分じゃない?ぐらいだったりするので、余り気にしてなかったりします。有線の高めなイヤフォン買ってた頃は多少気にしてましたが、ワイヤレスイヤフォンだったり、安めのイヤフォンだと、気にしても再生できないだろう?ぐらいに思ってたの気にしてなかったです。って事で、本気でLDACって何?と思ってます(^_^;
※詳しくないので嘘があるかも?です。正しくは自分で調べてください(^_^;
調べてみた所、BlueTooth通信でハイレゾ音源を再生できるコーデックだそうです。
コーデックって何かと言うと、「音声圧縮変換方式」との事で、ワイヤレスで音声を送受信する際には、圧縮していてその圧縮方式の事の様です。
以下のページが分かりやすかったと思うのでリンクします。
→ ソニーのハイレゾ対応コーデック「LDAC」は何がスゴい? 開発者に疑問をぶつけた/impress
対応するコーデックは?
今回のイヤフォンが対応するコーデックは、SBC、AACと、アップデートすればLDACの3種類です。
コーデックは送受信する機器の両方で対応している必要があります。
SBCは標準のコーデックで、通信できる以上は最低はコレになると思います。
AACはSBCより高音質で、低遅延だそうです。
SBCは人が聞こえない(聞こえづらい)音声データをバッサリ切り捨てている様で、この中だと一番の低音質の様です。遅延も大きい様です。対応するなら、AACを使わない手は無いと思います。
LDACは更に高音質で320kbpsの帯域を持っている様です。
通信するデータの内容にもよりますが、AACは320kbpsのビットレートの様ですが、LDACは990kbps/660kbps/320kbpsの三種類の様です。選択できる様ですし、通信状況によって自動に切り替えたりしてる(っぽいです)なので、最大990kbpsと言う事で、AACとくらべて約3倍の音声データを送信出来ます。データだけで見ると、音質は3倍のはずです。
実際には、通信環境(距離や、同じ帯域を使ってる台数や、電波の干渉)によって変動すると思います。
ちょっと気になったのが。音声遅延でLDACの遅延はかなり大きいです。
SBCが「220ms±50ms」で、AACが「120ms±30ms」で、LDACが「約1000ms」の様です。
LDACで動画を見ても気にならなかったので、常に1秒ぐらいの遅延があるわけではなさそうな気がします。ゲームをするなら、AACの方が無難かも?とは思います。
ちなみに前の激安ワイヤレスイヤフォンは遅延がものすごくて、ゲームが出来ませんでした。
って感じですが、同じなら高音質(と言われる)LDACを使ってみたいなと思います。
コーデックが良くても、通信環境が良くなかったり、ドライバーが再生しきれなかったり、元の音声データにもよるので必ずしも良くなるとは思いません。音を鳴らせられないと、そもそも意味がいないのである程度のイヤフォン出ないとLDACの意味がないと思います。このイヤフォンがそうなのか?は分かりませんが、良いイヤフォン程効果が分かりそうですね。(^_^;
あと、SBC,AAC,LDACともに非可逆圧縮なので、何らかの音声データの欠落は発生しているはずで、元音源そのままではないと思います。
良く分かんないけどLDAC対応にしてみる
どうせタダ(笑)なので、余り考えずにLDAC対応にしてみようと思います。設定でAACとかにも戻せるので、深くは気にしないで良いかなと思います。
スマホが必要で、スマホ側がLDACに対応していないとアップデートできないっぽいです(詳細不明9
私のスマホはXperia 5iiで対応しているのは確認出来てます。iPhoneは非対応です。
スマホアプリを最新にしてから(買ったばかりなので最新でした)、イヤフォンをケースに入れたまま開きます。そしてスマホアプリの設定(歯車マーク)を押します。
一番上の「サウンドモード」を選択します。
「オーディー品質有線(LDAC)」が表示されてグレーになってますが、無視して選択します。
こんな表示が出ました。当然「同意」します。
「ダウンロード」を押します。
次は、注意書きを読んでから「インストール」を押します。
1.78M。。意外とデカいです。インストーラー等も含まれているんでしょうか。
イヤフォンの中のプログラム思ってるよりデカいのかな。。
更新中。。
数分かかりました。意外と掛かる。。
できた!!再起動してるのでちょっと待って!との事。
少し待つと、こんな画面が出ました。
「Bluetooth設定」ボタンを押します。
本体(Android)の、Bluetoothの設定画面が開きました。
自動に接続されないので、手動で選択します。(次回からは自動接続されました)
「HDオーディオ:LDAC」が有効になってる事を確認しました。
ちょっと自信ないですが、最初からONになってたと思います。
アプリのLDACがONになってました。
上の画面でLDACのON/OFFを切り替えできます。
切り替えはBluetoothの再接続も入るっぽい?ので、10秒(弱)ぐらいかかります。
聴き比べたいのに、10秒待ちなので、やりづらかったです(^_^;
聴き比べてみた
最初に書いときますが、音源の聴き比べは、ほぼ自信無いです。耳は物理的にも良くないです。
詳しくは書きませんが、難聴一歩手前ぐらいかも?です。健康診断の聴力検査はパス出来ます。(^_^;
音源はAmazon MusicのUltra HDとHDを聞いてみました。それ以外だと差が小さそうか無さそうです。
最初はLDACがONになってたので、音良い?気の所為?って感じです。(^_^;
!??となって、一旦AACに戻します。ちょっと音が荒い?かも?気の所為かも?
5,6回やって見ました。切り替えに10秒近くかかるので、比較しづらい。。(^_^;
LDACの方が音が良い(解像度が高い?)って感じがします。特に高音の方が分かりやすいというか、低音は良くわからん。。です。
高い音が、澄んでる?伸びる?感じが多少します。
このイヤフォンのドライバーはCD音質以上は再現できるみたいですね。
って事で、こだわりどころ次第ですが、LDAC対応にする意味はあると思います。
その他
当たり前ですがハイレゾ音源を聞く場合には、LDACにする意味はあると思います。
手持ちのCDを取り込んでスマホに入ってますが、これ。。手持ちのCDからMP3または、AACで取り込んだ物です。こっちの場合には、AACで聞いてもLDACで聞いても差は無いもしくは、凄く小さいと思いますので、多分意味ない。いちいち切り替えるのは面倒なので、LDACのままで使うと思います。
通信速度ってどうなの?と、調べてみると、SBCもAACもBTLE(Bluetooth Low Energy)ではなくて、普通のBTの様です。
あと、LDACはBT+EDR(Enhanced DATA Rate)で通信速度を上げるのが前提みたいです。
EDRだから消費電力が高いのかと思いましたが、どうも同じ消費電力の様です。(ハードにもよるんでしょうが。。)
スマホ側ですが、LDACを使ってると通知に出てました。(^_^;
あとLDACをONにすると、使えるコーデックはこんな感じで、SBC,AAC,LDACになってました。
イヤフォンアプリ側で、LDACをOFFすると、SBCとAACのどっちなんだろう?とおもったら、AACでした。
あと、LDACの通信速度は、初期設定でベストエフォートになってました。
通信環境で一番高いビットレートが自動選択なんですかね。。
って、ブログネタにするのに色々見ていて面白かったです。(^_^;
イヤフォンの方は、数日使いましたが、不満なしです。このまま使い続けようと思います。
コメント