TOKENのBBをグリスアップしました

この記事は約5分で読めます。

こんにちは

気にはなってたのですが、久しぶりにBBのグリスアップをやりました。

使ってるBBは以下の記事で買ったTOKENのBBでTK878EXと言うBBです。

買った当時よりAmazonでの価格が下がった気がします。

→ TOKEN BB 878/Amazon

購入時の記事はこれです。

→ WiggleからTokenのBBが来ました。

このBBですが、シマノのBBから交換すると面白いぐらいくるくる回ります。シマノのBBよりも回る感じがすごくします。ただ、元々低い抵抗が更に低くなったからといって、全体的にどのぐらいの差が有るのかはちょっと分かりません。軽く回って面白いですが、ロングライドで体感的に楽になったか?と聞かれたら、分からないと答えます。(^^;

よく回る代わりに、シールの防水・防塵性能は少し低そうです。土砂降りの中でロングライドしたら、メンテした方が良いと思います。シマノのBBだと、メンテフリー的な感じですが、問題が出たら交換したほうが良いかなと思いました。分解は難しそうでした。

→ シマノのBB(SM-BBR60)をグリスアップしてみました

 

前置きが長くなりましたが、グリスアップしようと思います。ついでにBB周りの掃除も一緒にやります。

最初に、左クランクの根本の両側に1本づつあるネジを緩めます。

緩めめたら、クランクの軸にあるプラスチックの蓋を外します。クランク根本のネジを緩めないとはずれないので、要注意です。ネジを緩めてから、外します。

低トルクでしか閉まって無くて、外した両側からのネジで固定されている感じです。

ネジを緩めてから外せば割と簡単に外れると思います。

一応工具も有って、ホローテック2を使ってるなら1つ持ってても良いかなと思います。安いので。。

やった事無いですが、素手でも行けそうな。。

→ シマノ クランク取付工具 TL-FC16/Amazon

外れました。クランクを引き抜くのですが、下の写真のクランクの根本に割れ込みがあります。

割れ込みの中にある、プラスチックの板をなにか細いもので、持ち上げる必要があります。

この板が、クランクが軸から抜けないようなロックになってます。

実は、忘れて抜こうと思ったら、抜けず。なんで!?ってなってから思い出したんですよね(T_T)

クランクの切れ込みの中の板の外側を持ち上げると、ロックが外れます。

ロックが外れてれば、クランクは取れます。

左側が外れたら、右側は単純に引き抜くだけです。

右クランクが外れました。外側は吹いてましたが、内側はなかなかの汚れっぷりです。(^^;

パーツクリーナーで簡単にきれいになりました。\(^o^)/

左側からBBを外します。きたなっ。(笑)

両側外しました。引っかかりの所がガリガリで悲しいです。なめたと言うよりトルクに負けました。

工具の問題かな?

 

外れたら、BBをグリスアップします。

外側のシールを外します。何かでこじれば簡単に外れます。

外すと、シールドベアリングが見えます。

シールドベアリングのシールを剥がします。

前に100円のドライバーで作った、自作シールはがしが大活躍です。\(^o^)/

→ ベアリングのシールはがしって自作できないか?

こんなの。。

無事剥がれました。前にグリスアップしたのが、多分。。今のフレームを組んだときだと思うので、半年弱かなと。。グリスがすっごい綺麗なので、グリスアップの必要なかったかなと思います(^^;

雨のブルベ一発でデロンデロンになってたので、気になってましたが。雨とか、どろんこにならなきゃ大丈夫なのかも知れませんね。

折角開けたので、パーツクリーナーでグリスを落とします。

綺麗になったらグリスを詰めます。

グリスは、ホイールに詰めたのと同じ「FINISH LINEプレミアム テフロン グリス 100g/Amazon」を使います。

足りないより多い方が安心(回転性能的には必要最低限が良さそうですが。。)なので、入るだけ詰め込みます。余った分は裏から出ますし。。

シールを戻して、BBを取りつけます。締め込みトルクは35N.mから、50N.mとあるので40N.mにします。

トルクレンチは、「SK11 デジタルトルクレンチ 差込角 9.5mm 3~60N・m SDT3-060/Amazon」を使ってます。

差し込みの規格が合わないので、アダプターを挟んでます。

これ。。アダプターを挟む分、長くなるのと遊ぶがある分、力を入れづらく使いづらいです。できれば、アダプター無しが使いやすいと思います。

BBが付いたら、右側クランクを入れます。

左側のクランクを入れて、切れ込み部分にあるロック板を下ろします。

位置が有ってないと、ロック板が降りない(突起がクランク軸の1つしか無い穴に刺さります)ので、分かりやすいです。

 

次は、真ん中のキャップを入れます。確か2N.mとか3N.mだったと思います。

手で適当にかるく締めます。先にこれを入れないで、ネジを締めちゃうと、このキャップが入らなくなるので、順番には要注意です。

キャップを入れたら、ネジを左右から締めます。左右のネジは一気に締めないで、交互に締めるのが良さそうです。片方から規定トルクで締めて、反対側からも規定トルクで締めると、最初に締めた方が緩みます(^^;

ネジの締め込みトルクは12N.mから14N.mとの事です。

中間の13N.mに設定します。

使ってるビットは「SK11 ヘックスビットソケットセット SHS308H 差込角:9.5mm 8点セット/Amazon」です。重いですが、使いやすいです。

締めたら完了です。

 

ちょっとタイミング的には、早かったと思いますが、気になってたのでスッキリしました。

 

コメント

  1. しげさん、こんにちは!

    いい感じの汚れっぷりですね(笑)
    この位汚れるとシールだけでなく、グリスも厚めの方が安心ですね。

    圧入BBを外す場合、昔はハンマーでガンガン叩いていましたが、
    いまは便利な道具がありますね。hooliganさんへ出張作業か?(笑)

    • NISさん
      コメントありがとうございます。
      ベアリング自体は綺麗でしたが外側は強烈でした(笑)
      グリス少ない方が回転が良さそうですが、つい不安で多く入れちゃいます(^^;

      BBを外す工具。。考えたなと思います。あれは便利そうですね。
      BBのベアリングを外す時に欲しくなりましたが、お値段が。。(笑)

  2. しげさん こんにちは
    BBのメンテですがホローテックだと取付取り外しが簡単なので
    良いですね。
    自分のMEKKが案の定BBから音鳴りがするので外したいのですが
    圧入タイプは外せません。。。(悲)
    どうするか思案中です。

    • hooliganさん
      コメントありがとうございます。
      ホローテックBBはほんと扱いやすいです。このフレームにしようと思った時にネジ山を見つけて嬉しかったですもの(笑)
      圧入タイプのBBは個人だと扱いづらいですよね。
      入れるのはまだしも。。カーボンフレームで外す方が厳しいですよね。
      工具買うにしても外す方は高いですよね。。利用頻度が低い事が考えるとなかなか。。ですね。
      ショップに泣きつくか、誰かに借りるか?