こんにちは
やろうやろうと思いつつ先に伸ばしになってたホイールのグリスアップを実施しました。
対象のホイールはメインで使いまくってるでゅらホイール(WH-9000-C24-CL)です。
入手後2回目です。前回の記事はこれで約9ヶ月前です。未確認ですが、走行距離で2500kmから3000kmの間じゃないかと思います。
→ WH-9000-C24-CLのハブのグリスアップを実施しました(フロントのみ)
→ WH-9000-C24-CLのハブのグリスアップを実施しました(リアのみ)
まずはフロントから。
ハブの軸を抜いていきます。使うのは5mmのアーレンキー2本です。
両サイドの穴にアーレンキーを挿してネジを緩めます。
そうすると、片方のこのパーツが抜けます。
軸側に見えてるパーツがキャップみたいになってますので、コイツを外します。
乗っかってるだけなので、手で簡単に外れます。中のネジなども含めて、このホイールの場合には玉押し調整等は工具無しで手でできますので、とても調整しやすいです。
WH-R501もやった事ありますが、2つのネジで調整するタイプで結構四苦八苦しました。雲泥の差です。(^^; でも、慣れればそんなに難しくなさそうかなとは思います。
締めすぎた→緩める→締めすぎた。。ってかなりやり直しました。
この機構って、名前が有って「デジタルコーンベアリング アジャストシステム」だそうです。
(リンクはシマノの説明ページへのリンクです)
で、内側の金属のネジを手で回すと、これが外れます。同時に軸も引き抜く事ができます。
軸を抜きます。
ホイール側はシールの中にベアリングが見えてます。
シールを外します。グリスはそこそこ汚れている様に見えますが、もうだめ!って程までは遠そうです。
ベアリングはリテナーにくっついていますので、まるっと取れます。
入ってるグリスは「MOTUL(モチュール)TECH GREASE 300」を小分けにしてNISさんに分けて頂いたのの残りが入ってます。緑色のグリスです。昨年思った時より、なんか安い気がする。。買おうかな。。
→ MOTUL(モチュール)TECH GREASE 300/amazon
今回は手持ちのグリスを使います。
フロントは左右同じなので、両方のベアリングを外して掃除します。
今回は手持ちのこれを使います。リアにはこれが入ってます。
→ FINISH LINE プレミアム テフロン グリス 100g /amazon
ハブの受け?に塗ってからベアリング(リテナー付き)を乗せて、更に上にグリスを塗りました。
空けた感じだと、ここまでの両は必要なさそうな気がしますが。。不安解消の為に多めに入れます(^^;
後は、分解したのと逆に戻していきます。
この中のネジで玉押し調整をします。ガタがでなくて、回してみてゴリゴリしない様に調整します。調整は指で軽く回す程度です。工具とか必要ないです。
玉押し調整できたら、両サイドからアーレンキーで締め付けて終了です。
ついでに、普段掃除し辛い所を歯ブラシとか綿棒を使って綺麗にしました。
次はリア側です。基本同じなので、端折り気味にします。
フロントと同じ様に両側に5mmのアーレンキーを挿して、ハブの軸を抜きます。
片方はフロントと同じなんですが、フリー側の構造が少し違います。
フリーと反対側から空けていきます。シールを取るとフロントと同じ様なベアリングとリテナーが見えます。グリスは周りは真っ白で新品のままという感じですが、ベアリングの周りは汚れたからか、白からグレーに変わってます。
掃除して、フロントと同じ様にグリスを入れます。
掃除してて思いましたが、このフィニッシュラインのテフロングリスって。。掃除と言うか落としづらいです。オイルって感じじゃなくて、結構硬い感じです。パーツクリーナーを吹き付けると、落ちると言うより小さい塊で飛んでいきます。(^^;
シールをして、反対側を作業します。
フリー側はシールを外すと、リテナー無しでベアリングが直接入ってます。
写真がピンぼけしてますが、リテナーが無いからか満遍なく汚れてます。こっちの方が汚れが多い様に感じます。
ベアリングを取ると、結構汚れてますね。
掃除して、グリスを塗ります。ベアリングを良く落っことして、転がして。。探すの大変なので、下にダイソーで買った、オイルパンを置いておきます。案の定2回程落としました。(^^;
ベアリングを1つづつ乗せていき、更にベアリングの上にグリスを塗りました。
そのまま、フロントと同じ様に元に戻して、終了です。
グリスですが、フィニッシュラインのこれは固めかな?と思いました。
次のメンテでは、「MOTUL(モチュール)TECH GREASE 300/amazon」を検討したいと思いました。
あと、実はフリーも分解してラチェット周りを掃除したいなと思いましたが、ネットを検索してもあまり情報が無かったんですよね。シマノのディーラーマニュアルを見たら、分解すると戻せなくなる旨の記載がありました。だめになったら丸ごと交換が推奨の様です。
どおりで情報が無いわけですね。
因みにお幾らぐらいするのかと思ったら、フリーの「FH-9000(Y3DZ98060)」は、2万円から2万円中盤ぐらいの様です。
思いの外、高いかも。。鉄下駄と言われるホイールがセットで買ってお釣りが来そうです。
フリーのボディーがチタンで高そうかなとは思ってましたけど、やっぱり。(笑)
とりあえずスッキリしました。また適当な時期にメンテしようと思います。
コメント
しげさん、こんにちは!
Duraホイールですが、比較的簡単にメンテできますので
悪路や悪天候で乗った時にチェックするのもアリですね!
このホイールは玉押し調整も楽ですし(^^)/
NISさん
コメントありがとうございます。
これはほんと簡単ですよね。マメにメンテしたいと思います。
玉押し調整も微調整がしやすくて助かります。
あ“〜〜、そろそろハブのメンテくらいしなきゃ〜〜と思い始めてから、早幾年σ(^_^;)
こんにちは。
このところ、全然乗れてないんで、そろそろ...(と、言いつつ)
今のバイク(ホイール)買ってから一度もやってないんで、さぞ“美しい“グリスが登場することでしょう?
今度のホイールは簡単かしら?(^_^;)
工具無しで玉押し調整できるんですね(素晴らしい)。アレ、やり始めるときりがないんですよね、コレでいい!と思えるまで(・・;)
ShimaQさん
コメントありがとうございます。
ハブメンテって何かないとなかなかできませんよね。
うちのも1本以外は放置してますと言うかシールドベアリングな気がします(^_^;
ミストラルのはできますよ。やって玉(ベアリングをなくしたので、保証します)
玉押しは、これやりやすいです。大した機構じゃなさそうな気がしますけど。。(笑)
こんばんは!
私もちょうど今日ハブのメンテなんぞをしてみました。
実は産まれて初めてやってっていう(-_-;)
なので先にしげさんのブログ見ておけば良かった!と後悔してます。
結構悪戦苦闘しちゃいましたので。。。
初だったので安物の鉄下駄でやってみたんですが、
安物だからか?シールは取れず、前後ともリテナーとかなかったです。笑
メンテした後ってやっぱり回りとか変わりますか?
実はその後40kmローラー回したけど良く分からず。。。
こーでぃさん
コメントありがとうございます。
ハブメンテ始めてチャレンジされたんですね。あまり頻繁にやるものでもないですもんね。
自分も?シマノの鉄下駄のシールが剥がせず四苦八苦した挙げ句、シールを曲げちゃいました。なんでか硬かったです(^_^;)
メンテ後ですが、正直な所は実走では体感できないです(^_^;)
空転させると差がある程度出そうですが、乗ってわかるって余程かもしれません。
見てわかるほど悪化してからメンテした事がなくて。割と早めにメンテしてるので。気休めというか、寿命を伸ばす意味合いが強い感じです。