こんにちは
先日購入したスピードプレイ(ペダル)のベアリングを交換しました。
購入記事はこれです。
→ スピードプレイのペダルを追加購入しました
ベアリングが少しゴリゴリした感じがあるので、気持ちよく使う為に交換してしまう事にしました。
ベアリングを注文
購入するベアリングの種類と仕様を確認しようと思います。分解して調べるの面倒くさいし大変そうなので、ネットで検索して済ませようと思います。と思ったら自分の記事が最初に出てました(^_^;
自分の書いた記事と、他の方が書いた記事を比較して同じ仕様なのを確認できたので、安心して買えそうです。
必要なベアリングはペダル1つにつき、以下の3種類のベアリングが1つです。両方交換しようと思うので、それぞれ2つづつ必要です。今回必要なベアリングはそんなに高いものでもないので、前回同様日本製のベアリングにしようと思います。
前の記事からは以下の3種類が必要だったのですが、最後のNTNのHK1010は廃盤になっていて代替品がありましたので、そちらに変更です。
・NMB(ミネベア) DDL-1360ZZ
・NMB(ミネベア) DDL-1370ZZ
・NTN(エヌティーエヌ) HK1010
前回はモノタロウさんで購入しましたが、送料無料になる所まで欲しい物が無いので、今回は送料の安いヤフーショッピングさんで注文しました。それぞれ2つづつ注文しました。送料が200円と安く助かります。
・NMB(ミネベア) DDL-1360ZZ/ヤフーショッピング
・NMB(ミネベア) DDL-1370ZZ/ヤフーショッピング
・NTN(エヌティーエヌ) HK1010FM/ヤフーショッピング
ベアリングが到着
宅配便とかじゃないので割とゆっくり来るかな?と思ってたら翌日来てはやっ!ってなりました。
中身は、こんな感じです。
必要な工具類を用意
交換に必要な工具類を用意します。
・スナップリングプライヤー
・プラスドライバー
・精密ドライバー(マイナスの一番細いの)
・トルクスレンチ(T20)
スナップリングプライヤーはめったに使わないので!って安いのを買ってます。
この辺りのと同じだと思います。「E-Value コンビスナップリングプライヤー/Amazon」
剛性がなさすぎて、思いの他大変でした。この工具さえしっかりしていれば10分程度で作業が終わりそうです。数倍掛かりました(^_^;
精密ドライバーは100均のマイナスドライバーですが、細ければ細い程作業が楽だと思います。写真のだと難しかったので、更に細いので作業しました。
トルクスレンチはビットセットを買ってまして、「trad 6pcsトルクスねじ用ビットセット/Amazon」のT20を使ってます。トルクもそれなりで十分なので、何でも大丈夫でしょう。
他には必要ないと思ってましたが、ペダルレンチがあると作業が楽そうです。
この作業だと、サイズさえ合えば何でも大丈夫そうですが。ペダルレンチはHOZANのこれを買って幸せになれました。これの半額ぐらいのを使ってましたが、ペダルレンチはケチると苦労します(^_^;
「ホーザン(HOZAN) ペダルレンチ/Amazon」
他にはロックタイト(緩みどめ)が有った方が良さそうです。必須ではないかもしれません。
手持ちの「LOCTITE ねじロック 243 中強度タイプ/Amazon」を使いました。
後は、いつもスピードプレイペダルに注入してるグリスが必要です。
記事を見てて思いましたが、約5年前の前回ベダリング交換時に買ったグリスが全然減ってません。一生モノかも知れません(^_^;
ベアリングを交換
前置きが、すごく長かったですがベアリングを交換します。
まずはペダルを持ってきます。
外側の側面にあるプラスネジを外します。
外れました。このペダルのグリスアップは、このネジ穴から注入するんですよね。
グリスアップはしませんので、ネジ穴の周りが蓋になっていますので、これを外します。
精密ドライバーなどでこじれば簡単に外れると思います。
キャップが外れたら中に見えてるトルクスネジを外します。
ネジの緩みどめが良い感じに効いてるので、回し始めが結構硬かったです。
用意した(ホントはネジを回せなかったのでここで用意)ペダルレンチはここでペダルの軸を固定するのに使いました。
外れました。
このネジが外れると、ペダルの軸が簡単に引き抜けます。
グリスが殆ど全然入ってない。。前のオーナーさんは無メンテだったのかも?
すり減ってる所がある訳じゃないので、問題なさそうです。
ペダルの踏面?に入ってるベアリングを外します。
どっちから外しても良いと思いますが、外側から外していきます。
中に見えているスナップリング?を外します。Cリング的な形状ですが、両端に穴が有る感じです。
上の方にあったこの工具を使います。
スナップリングの穴に差し込んでつまんで引き抜くだけなんですが。。
この工具のハサミの部分の剛性がヨワヨワなんですよ。つまんで一定以上力が入ると先のハサミの部分がヨジレてスナップリングが外れるんですよ。。片方は15分ぐらい格闘してたら偶然外れましたが、反対側は同じぐらい格闘しましたが、あまりに外れないので、奥さんに手伝ってもらってスナップリングを挟んでからラジオペンチでサキッチョがヨジレない様に挟んでやったら、直ぐに外れました。
特に固いスナップリングというわけでは無いので、この工具は。。用を足しません。
苦労したくなかったら、こう少しマシな工具をお勧めします。ないよりマシですが。。(^_^;
って事で外れました。
次は反対側の作業をします。
反対側はこんな感じで、スナップリングではないです。
斜めから見ると分かりますが、単純にCリングと言うかバネ?が入ってます。
なるべく細いマイナスの精密ドライバーをリングとペダルの間に差し込んで外します。
最初の方の写真にあるドライバーだと太くて入らなかったですが、一番細いのにしたら簡単に外せました。
無事外れました。
入ってるベアリングは破棄するので、容赦なくマイナスドライバーを使って叩き出します。
ゆるゆるとは言いませんが、固くないので簡単に取り出せます。
2つはいってて、外側が太い方、内側は細い方でした。
分からなくなりそうなので、少しつづ出してサイズを確認しました。
ベアリングが外れるとこんな感じで空洞です。
次に反対側(クランク側)を外します。
反対側と同じ様にマイナスドライバーを使って叩き出しました。
こっちがわは、種類が違ってローラーベアリングと言うベアリングだそうです。
ベアリングが外れたので、新しいベアリングを入れていきます。
入れる時は順番と、奥までしっかり入れる事に注意します。
片方が奥まで入ってなかった様で、ゴリゴリしてたので押し直したらと言うか、ペダル軸のネジを締めたら入ったみたいです(^_^;
ベアリングが入ったら、Cリング(こっちもスナップリングと言うみたいです)を戻します。
次は、綺麗に掃除したペダルの軸を差し込みます。
差し込むとネジ穴が見えます。
ネジ止めしますが、このネジにロックタイトを塗ります。
ネジでとまりました。ガタツキがなければ大丈夫だと思います。
次はキャップを戻します。
この穴から、グリスを注入します。
こんな感じで、クランク側から出てくるまで注入します。
はみ出したグリスを拭き取って、外側の穴からプラスネジでキャップを止めたら作業完了です。
反対も同じ様にベアリングを交換しました。
作業が終わってから外したベアリングを研究。
一番細いベアリングが少しゴリゴリしてる感じがするのと、ローラーベアリングもシャリシャリしてる気がします。こっちはグリス切れかな。。(^_^;
って感じで、凄くスムーズに回るようになってスッキリしました。
コメント
メーカーの化粧箱や袋に入っていない裸の状態で送ってくるショップは
模倣品リスクがあるためモノタロウで購入することを推奨します。
信頼さん
コメントありがとうございます。
モノタロウさんだとしっかりしてて安心できそうですね。
買ったお店も創業40年と長く営業されてるので、まぁ大丈夫じゃないかな?と思います。
前回購入したのはモノタロウさんでしたが、ベアリングを1個売りしてくれてるので、詰め替えてるのではないかな?と思います。と言うか、この手のベアリングって個装されてるんでしょうか?
オークションとかだと危なそうですね。
ブログ参考にさせていただきました。
ベアリングの品番の明記とても助かりました。
ありがとうございます。
私はシャフトとプレートをサードパーティーの製品に交換して樹脂本体部分のみが残りました(笑)
分解の時、Cリングを取り外すことが鬼門になりましたが、Cリングが収まる溝にピンバイスを使って0.5ミリの穴を掘ったことにより、私のイマイチな精密ドライバーでも簡単にCリングを外すことが出来ました。
これからも記事を楽しみにしています。
あっきーさん
コメントありがとうございます。お役に立てた様で嬉しいです。
シャフトとプレートとペアリングを交換するとほとんど別物ですね。
私のも?プレートがすり減ってきたので、交換を考えてたりするのと、シャフトも中華チタンのに交換したので、同じになるかも?です(笑)
ピンバイス、なるほど良さそうですね。私はもう一回やりましたが、コツさえつかめれば、かなり手こずったCリングも簡単に外せました。工具が硬いピンバイスのが方やりやすそうですね。情報ありがとうございます。