こんにちは
先日、ブレーキシューをカーボンホイール用のSWISSSTOP BLACK PRICEに交換して、ヒルクライムをしてきました。軽くですが、ブレーキシューのインプレとホイールのインプレを書こうと思います。
交換記事はこれで
ヒルクライムの記事はこれです
後、ホイールはこの記事のホイールです。
ブレーキシューを交換して、一度も使ってみないで状態でイキナリヒルクライム。。正直どうかな?と思いつつも、行ってきました。
で、このホイール。。上りですが、DuraAce WH-9000 C24-CLを比べて特に軽いとは思いませんでしたが、重いとも思いませんでした。普通に上れます。微妙に楽な気がする様な?しない様な?
ホイール外周部の、リム+タイヤの重量だと、デュラホイールと比べてかなりの軽量化だと思いますが。。今まで変えてきたホイールと比べると、重量差は小さいからなのかも知れませんね。
ヒルクライムの記事には、書きましたがタイムが10%ぐらい短縮しているので体感は小さいですが、十分効果はある様です。上れない人間だと軽さは正義(笑)ですね。
本格的な下りは、つつじヶ丘からでした。
つつじヶ丘駐車場から、風返峠を経由して湯袋峠方面、湯袋峠から石岡川に降りる7km強、標高差は約500mでした(調べるの面倒になり。サイコンのログデータから。。)
下ってみます。。ブレーキですが、普通に効きますね。何時も使ってるアルミリム+SWISSSTOP FLUSH PRO BXPと遜色ない感じです。ただ、レバーを軽く引いたぐらいだと、アルミリムの方が効く感じです。
少し強く引けば十分な制動力です。
アルミリムと違うのは、結構な音が出ますね。。引く力を増やすと制動力と共に音もでかくなります。
ホイールですが、デュラだと下りで強めにブレーキングすると、多分スポークがたわむ様で制動が遅れると言うかグニャッとした感じがして少々怖いのですが、このホイールはそういう剛性不足感がありません。
ただ、デュラと比べて少し硬いのと、空気圧が高めだからか高速域で不安定さを感じました。
感覚的に重心が高い感じの不安定さを感じるので、空気圧を下げた方が乗りやすいかな?と感じます。
空気圧はフロント8Bar、リアが8.5Barでチューブラータイヤと考えると低めではありますが、次のヒルクライムの時は、もう少し下げようかなと思います。
あと少し下ってから気づいた事が。。
カーボンリムのホイールって、ブレーキを掛けるとカーボン素材の熱伝導率の低さから熱が放熱されずらく、余りに温度が上がったらリムが変形したり破損したりするそうです。
今ついてるSWISSSTOP BLACK PRINCEは熱の発生が小さそうです。
と走ってましたが、実際どうすればいいの?と下りながら考える。。と言う間抜けな状況です(^_^;
ただ、余程じゃないと破損まで行くとは思えません。簡単に破損してたら大騒ぎですよね。。
アルミホイールの時みたいに、引きっぱなし(当て効きと言うそうです)は不安です。
と言う事で、掛ける時は一気に減速させて、なるべくブレーキを掛けている時間を減らす様にして走りました。
当て効きさせたい時は、前後を交互に使う感じにしました。
としてましたが、発生する熱の量って、制動力に比例するのでは?だったら、引きっぱなしでも一気にかけても同じ速度を維持するのだったら、同じなんじゃ?と思いますが、ブレーキを掛けてない時間が長ければ冷えるかな?
帰ってきてから調べましたが、ブレーキを軽く引いても、強く引いても結果的に同じ制動力を得るなら、発生する熱量は同じみたいです。ただし、ブレーキを引いていない時間はリムが冷える(数秒で100度下がる事も?)ので、同じ制動力を得るなら、短時間で終わらせて引いてない時間を増やすのが良いそうです。また、速度が速ければ早い方が冷えるそうなので、カーボンホイールにおけるダウンヒルは、できるだけ早く走り、ブレーキを掛ける時は一気に掛けるのが良いみたいです。
何時もやってますね。。当て効きで微調整する事だけやめれば良さそうです。コーナー手前に一気に減速して、コーナーに入ったら基本ブレーキは使わない感じです。良さそうかな。ただ、減速が足りなかったり不安になったりするとコーナリング中でもブレーキを使う事はあります。それは仕方ないかな。。。
と言う事で、今まで通り普通に走ってれば大丈夫そうです。
また、カーボンクリンチャー(チューブレス)よりは、チューブラーの方が構造的に有利なはずなので、まあ大丈夫でしょう。
サイクリン中にチラ見して思いましたが、ブレーキシューの減りは早そうです。
帰ってきてからチェックしました。
フロント側のブレーキシューです。右が前側です。
回転方向の後ろ側にビニョーン?と伸びてます。これは。。すごい。(^_^;
角度を変えて。。
ブレーキシューを外してみます。
フロントが外しづらいのでリア側です。
結構減ってそうです。
ってビミョーンって伸びてたのって、下の写真の右側のはず。
随分とまぁ。。カス?でてますね。
と言うか、良く見るとトーインが付き過ぎですね。ブレーキシューは全面リムに接触しないと性能を発揮できなそうです。
トーインはこの記事のでつけました。
ブレーキのマニュアルを見ると、トーインは0.5mmが良さそうです。シューチューナー自体、そんなに厚みの差があるとは萌えません。今度測ってみようと思います。
実は、トーインってほとんど無くて良いんじゃないかと最近思ってます。近い内にこのネタで記事を書こうかなと思ってたりします。(^_^;
脱線しましたが、ブレーキシューを横から見てみます。
シューの削れカスを見てもっと減ってるんじゃないかと思いましたが、意外と減ってない?
ちなみに、新品のシューはこんな感じでした。
今回の走行距離は35km程でした。下りは半分前後じゃないかと思います。
この勢いで減ると、500km程度で無くなりそうな予感がします。
とは行ってもヒルクライムばかりしてるわけじゃないですので、どのぐらい持つんだろう?
どのぐらいで使い切るか、試してみようと思います。
ちなみに使い始めのサイコンの距離は8014kmです。
長々と書きましたが、このブレーキシューであれば、アルミリムと遜色が無い制動能力を発揮すると感じました。
カーボンホイールのリムブレーキは効かないと聞いてましたが、これなら不安無く使えます。
この減りっぷりだったら、カーボンリムの摩耗も少なそうです。
後はコストパフォマンスに耐えられるか。。かなと思います。
ブレーキシューが無くなったら記事にします。
コメント
雨も考えるとこのシュー以外は考えられないですね
もう少し安ければねー
あるふぁさん
コメントありがとうございます。
予想以上の効きで凄いなと思いました。
ただ、ほんとお高いですよね。
なるべく安く買える様にウォッチしようと思ってます。