ROTOR Q-Rings(楕円チェーンリング)のファーストインプレッション

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こんにちは

先日からネタにしてる、新しく導入(せざるを得なくなった)したROTORの楕円チェーンリングのQ-Ringsを使って、少しサイクリングしてきました。

ROTOR Q-Rings(楕円チェーンリング)のファーストインプレッション

簡単にですが完走を書いて見ようと思います。比較対象は前に使っていたRIDEA Power Ringになります。インプレ記事はこれになります。


鈍いやつなんで、あまり信用せずに個人的な感想を思ってください。
使ってみたサイクリングはこの記事のです。

ROTOR Q-Ringsとは?

書いてますが、ROTOR Q-Ringsとは何か?というと、製品のページに以下の記載がありました。
「クランクの動く速さとトルクの変動に合わせてギア半径を変化させる事で、パワーを最大化しペダリングの効率を上げようとするのがオーバルチェーンリングです。」
説明として販売元のページに以下のページがありました。
  → オーバルチェーンリングって何? ROTOR Q-RINGS 完全解説/ROTOR

意図を汲みきれてないかも知れませんが、私はチェーンリングの形状を変えてクランクの回し方でパワーを最大化するために形状を変更したチェーンリングだと思ってます。
パワーを最大化する所にはあまり興味がありませんって事は正直ない(興味はある)ですが(笑)、」同じ様に回せばパワーを上げらる=パワーロスが少ない=楽できるかも?
って受け取ってます(^_^;)
ただ、3種類目の楕円チェーンリングになりますが、意図せず踏まされてる感も強く、楽するには自制が必要かも?です。

導入は?

どういう感じで導入したのかというと、直近で書いてる記事なので内容を端折りつつ説明します。
まずアウターリングをを購入しました。

実は、インナーリング一緒に購入しましたが、うまく入手できずアウターリングだけを取付けました。

結局欲しくなって、インナーリングも揃えました(^_^;

導入したチェーンリングの種類は?

これの前に導入したパワーメーターがクランクとセットになってる物で、アルテグラグレードのFC-R8000が付属している物を購入しました。ただ、欲しかった50/34Tの入手がかなり先(半年以上)になりそうなので、妥協してでっかいチェーンリングの物を購入して、チェーンリングを元々使っていた、RIDEAのPower Ringと言う楕円チェーンリングを流用するつもりでしたが、つかず。。
純正の真円でいいや!と思いましたが、購入できず。興味のあったROTORのチェーンリングが安くて在庫があり、昔は変速性能が悪いと聞いていましたが、良くなってるみたいなのでチャレンジしてみようと思いました。

買ったのはFC-R8000に取り付けるタイプですというか。一種類しかない(さそう)なので、それの50/34Tを選択しました。
今までのRIDEA Power Ringは同じ歯数ですが楕円率が10%で、今回のは12.5%だそうです。

ROTOR Q-Ringsは楕円率12.5%ですので、アウターの50Tは+-3Tで、53T/47T(最大/最小)のはずです。インナーは34Tなので、おおよそ+-2Tで36T/32Tだと思います。
前に使っていたRIDEA Power Ringは楕円率10%なので、アウターの50Tは+-2.5Tで、52.5T/47.5T(最大/最小)のはずです。インナーは34Tなので、おおよそ+-1.7Tで35.7T/32.3Tだと思います。

あと、ROTORは楕円ですが、RIDEAは非真円と微妙に違います。ROTORのは本気で楕円形状ですが、RIDEAは楕円を2つ組み合わせた感じの形状で、いびつな楕円形になっていて、似てはいますが発想が違う物の様です。

アウターリングの感想

アウターリングの感想ですが、面白い様に回る!真円から変更してもRIDEAより違和感がない感じがします。最近、ZWIFTばかりで真円リングしか回していません。
その状態で、数カ月ぶりにRIDEAを回したら物凄い違和感を感じましたクランクを回している最中にトルクが均等に掛かってなくて、前後にグラグラ進む感じがしました。パワーを掛けずに回せば気になりません。

ROTOR Q-Rings(楕円チェーンリング)のファーストインプレッション


ROTORのアウターリングは、久しぶりに回しても全く違和感を感じず、スルスル回っていく感じがします。一般的にそうではないかとは思いますが、少なくとも私の回し方にはかなり合ってそうです。

これは楽しい!!って感じでした。ただ、自分が思っているよりパワーが出ているので、加減しないで調子に乗ってるとロングライドはヤバそうだなと思います。(^_^;

インナーリングの感想

インナーリングですが、正直に言うと回し方で物凄い違和感がありました。(^_^;

ROTOR Q-Rings(楕円チェーンリング)のファーストインプレッション


高ケイデンスで上り坂をパワーを掛けて上ろうとすると、トルクを均等に掛けられずパワーの掛かり方のムラがでて、アウターの感想に書いたRIDEAのリングみたいな感じで、前後にグラグラ進む感じが強くしました。多分、RIDEAと角度が違うからではないかと思います。

ROTOR Q-Rings(楕円チェーンリング)のファーストインプレッション

これは困ったなと一瞬思いましたが、低ケイデンスで回して上ると丁度良い感じのトルク感で回せました。私の場合、上り坂は高ケイデンスで回す事は殆どなくて、ゆっくり回して上る事が殆どなので、問題なさそうです。高ケイデンスで回す場合は、回し方の練習が必要そうです。

ゆっくり回す場合、RIDEAよりROTORの方が少し上り安い様に感じますが、クランク長が165mmから170mmに変わってるので、その違いも考えると慣れでどっちもどっちなのかなと思えもします。

変速性能について

昔のQ-Ringsって、変速がいまいち!って聞いてましたが、このリング(今?)に関しては、悪くないです。世代が違いますが、RIDEAのチェーンリングと差を感じません。純正と比べると楕円リングなのでチェーン落ち不安が残りますが、この程度なら十分かなと思いました。とりあえず今回のライドでは意図的にインナーを使いましたが、チェーン落ちはありませんでした。
あと、電動コンポなので有無を言わさずハイパワーで変速しきるので、ワイヤーで引くタイプの変速機だと、同じ様に感じるかはちょっと分かりません。(^_^;

あと、フロントアウターで、リアがトップと言うか真ん中ぐらいからトップ寄りで、アウターからインナーに変速すると、チェーンがインナーリングにうまくかからず、ガリガリとチェーンリングの歯の上を空回りする事がありました。多分ですが、チェーンのテンションが足りないのかも?って感じです。
今度、チェーンの長さを見てみてゆるい様だったら、チェーンを切ろうかなと思います。

最後にまとめ

色々とインプレにならないような内容で書いてますが、そう大きな差を感じませんが、アウターリングに関しては、ROTORの方が気持ちよく回る感じが好きです。インナーリングについては、低ケイデンスならROTOR、高ケイデンスならRIDEAの方が回しやすい感じがしています。角度の違いから来る所が多き様に見えるので、慣れで回避できるのかなと思います。

で、ROTORの方が気持ちいい感じがしますが、正直どっちでも良いかも?と思えます。
レースなんかで短時間で頑張る!なら、ROTORの方に変える?のもあり?
そうでないなら、買い替えるほどの差は感じません。新しく買うなら、値段も安いのでROTORの方がお勧めかな?って思います。

あと、どちらもそうですが、OCP(角度)の調整が出来ません。ROTORのインナーに関しては、ちょっと変えてみたい気もしますが、変えられる(アウターだけ?)ものもありそうですが、R8000世代のクランクだと変更できる物が見当たりませんでした。
慣れで何とかできると思うので、期待してみたいと思います。

って感じで、満足でした。

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